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2024.07.04

施設のリノベーション提案⑧ 培地加温専用ケーブル 待望の再開

日本ノーデン株式会社より、培地加温専用ケーブルの販売が開始されました。

野菜の育苗でお馴染みの農電ケーブルですが、今回、ご紹介するのは培地加温専用のケーブルで、ベンチや畝の長さにあわせ発熱量を計算し培地加温に最適化した専用製品であることが特長です。

約15年前には、イチゴ(土耕・高設)、ユーストマ、キュウリ、ホワイトアスパラなど全国各地で導入され、地温を直接、温めて根を動かすことで、高単価の時期に収穫を前進させ、活用をされていました。その後、ヒータ部分の材料の入手が不安定になり、販売の中止されていました。

昨今では、重油価格上昇による暖房費高騰、CO2排出削減などの社会情勢の変化もあり、再開を望む声が多く、昨年の試験を経て、本年の販売再開となりました。

検討を頂く際の留意点としては、

  •  栽培ベンチの長さに合うように、31m~50mまで1m刻みの長さを選択
  •  受注生産品につき、納品までに約60日程度を要するため、埋設時期を逆算して手配が必要
  •  トマトのように土壌水分が少ない作物ではうまく熱が伝わりにくく、不向き

電気工事や契約は必要になりますが、地温が下がりやすいハウスサイドの畝での導入や数年かけて増設しながらハウス全体に設置も可能な製品です。既存施設を最大限に活かして、収益性・生産性向上が期待できます。

詳しくは下記のリンクより

詳細については、製品のWebサイトをご参考ください(製品チラシ、施工マニュアルはこちらより

当サイトの製品のページはこちらより