2024.03.27

【事例報告】酸素供給剤の施用によるブロッコリの生育（まとめ）

2023年10月16日に最新情報にて掲載しました「酸素供給剤の施用によるブロッコリの初期生育」の経過を生産者の方より、約2週間に1回のペースで進捗状況を報告頂きました。

　　　　→　10/12、10/30、11/16、11/29、12/13の様子はこちらより

結果的に、初期での株の大小や揃いの差は終盤まで追いつくことはなく推移したようです。根堀りの調査でも施用区は、主根が太く、細根が抱える土の量も多かったそうです。

なお、栽培期間における過去３ヵ年の降水量（旬合計）と平均気温は以下のグラフのとおりでした。今回の試験区では定植前と１０月上旬に５０ミリを超える降水量があり、圃場条件の悪いなかでの定植、栽培初期に根傷みが懸念される状況でした。気温は定植後からは平年並みに推移しましたが、１１月下旬は高く推移し、生育が前進した作型もありました。