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2023.09.11

【事例報告】底面給水による葉菜類の育苗

ブロッコリの栽培を新規に始められる生産者が底面給水育苗にて、苗づくりをされました。

今回使用した資材は、底面給水シートのカクサン名人です(商品情報はこちら

トレー4枚が収まる125cm幅の企画

底面給水シートを用いることで、拡散性にすぐれ、均一に給水できたそうです。

主な育苗管理は以下の通りです。

7/10  播種・段積み
7/11  平置き・底面給水開始(10 分、7 時 11 時)
7/20  トレイの重さが 2.9~3.1kg であることを確認
7/21  かん水時間変更(7 分、7 時 11 時)
7/28  徒長していたため、かん水時間変更(5 分、7 時 11 時)
7/30  一部、萎れがみられた。トレイの重さが 2.2~2.5kg
7/31  かん水時間変更(6 分、7 時 11 時)
8/7  定植

商品が白っぽいため、一部に発生している藻がやや目立ちました。藻は日光に当たってる一部箇所にのみ見られる現象で、 藻が出来ている箇所は、乾燥してひび割れが見られました。その箇所の拡散力や保水力は落ちると可能性があるため、防根シートの幅を延ばすなどの対策が必要と思われます。

今夏は、非常に暑かったため、従来から底面給水を導入されている方で、苗の萎れや焼けがみられます。天候や培土の湿り具合に合わせて、潅水量や潅水回数の調整が求められます。

従来製品より、カクサン名人は排水性を高めており、徒長を抑えた育苗ができると考えています。