2023.02.15
【事例報告】ハウスサイド内張 イチゴ観光農園での設置
透光性と保温性に優れたハウス内張りフィルムのユニチカ社の「ラブシート彩光」のイチゴ観光農園の設置事例を報告します。昨今の重油高騰の影響もあり、ご採用を頂きました。
①保温性
訪問前のヒアリングでは、「空気層を持ったポリエチレン製素材の既設製品の保温力があるのでは?」との声を頂いておりましたが、イチゴの生育を確認すると大きな差異は見られず、一安心しました。保温力が高いとされる製品と同等の保温力が確認されました。
体感的に保温力がないと感じられたのは、展張してある「ラブシート彩光」の近くに寄った際にひんやり感があるためでした。理由として、蓄えている水分を蒸散させているため、ひんやり感があったのではないかという判断になりました。
②吸湿性
既設の商品は、表面に水滴がつくことから、来園者の服が濡れるや汚れるなどの問題がありました。「ラブシート彩光」を展張してからは、背中が濡れるため敬遠されていた周囲にも均一に収穫に入ってもらえるようになったそうです。また、ベンチが濡れなくなり、座る方も増えました。
③作業性
管理作業の際に、台車が内張り資材に引っ掛かり、破れることがあるそうですが、「ラブシート彩光」は耐久性があり、破れも少なそうとのことです。また、かさ張らず、日々の開閉やシーズン終了後の収納時の作業性も高そうと期待頂いています。
今回の訪問では、製品の特性を十分に把握できたともに、ユーザー目線での評価を聞かせて頂くことができました。ありがとうございました。