【試験報告】タキイ涼感ホワイトの外部遮光の実証試験の取り組みについて

昨今の異常気象により、夏場の高温対策では、遮熱ネットの展張が必須となっています。

高遮光率のネットを展張することで遮熱効果が高まる半面、光要求量の高い果菜類などや曇天などが続くと日照不足や軟弱徒長が懸念されます内部遮光を採用すれば開閉が容易ですが、外部遮光より遮熱効果が劣ることが現状です。

そんな様々な目的や課題を解消する方法の一つとして、「タキイ涼感ホワイト」の外部遮光の実証試験に取り組んでいます。特徴としては、

　　①涼感ホワイトに特殊な加工をすることで、既設のハウスに設置ができます。

　　②電動カンキット（東都興業）により、自動で巻き上げ。開閉作業の省力化を実現

　　③潅水NAVI（ニッポー社）による制御を行うことで、日射量により遮熱ネットの開閉。

　　　日射比例潅水と組み合わせることで、植物の蒸散を促し、ハウス内温度の上昇を抑制。

試験設置圃場の動画はこちら（自動開閉のみ実証、制御盤へは未接続）

試験設置圃場の風景はこちら

今後、実証試験の進捗など改めて報告します。