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2026.02.26

マルチ展張・施肥の作業実証に立ち合い

2月も残すところわずかとなりました。本州以南を中心に、気温も10℃を超える日や地域が増えて、いよいよ春が到来をします。本日は、圃場準備をされる生産者の現場に立ち合いをさせて頂い様子をご紹介します。

品目はスイートコーンで、これまで露地栽培を中心に作付けをされてきました。今後の面積拡大を見据えて、トンネル作型を導入を昨年より、試験的に取り組んでおられます。今回は作業の省力化のため、生分解マルチの展張に取り組まれました。当日は、整形機のメーカーに加え、施肥機、農機、地元JAの皆さんも参加され、みんなでワイワイしたにぎやかな雰囲気でした。

平畝マルチャーや施肥機のトラクターへの設置は順調に完了しました。元肥を施肥機のホッパーに投入して、肥料の排出を確認して準備完了です。前日に少し降雨があったようですが、圃場条件には恵まれました。当日、風は少し強めでしたが、気温も暖かく、作業びよりでした。

いよいよ展張開始です。マルチがしっかり抑えられるように深さや角度を微調整しながら作業を進めるとともに、生産者が自分で圃場条件に合わせて対応できるようにノウハウを伝授頂きました。

関係者の見守るプレッシャーのかかる中、順調な滑り出しです。より完璧な展張を求めて、微調整が続きます。なお、今回は、自動操舵の電波の調子が悪く使用しませんでした。ロータリーの自動制御は深さはOFF、水平はONです。最終的にロータリの角度を変えて、見事な仕上がりになりました。

通路の幅を考えたり、真っすぐ畝が立てられるように工夫したり、思考錯誤は続きます。自動化やデータ活用などスマート農業が進められる中ですが、これまでの経験と勘をいかに活用しながら、生産性や安定性を高められるかが重要と改めて、感じました。幅が異なるマルチも試験的に展張されていました。

整形機メーカーに話を伺うと、近年は小型機種のランアップが増え、野菜の生産者の導入も増えてきたとのこと。生産者からは、関係者の協力のもと実証を進められたことで、自分自身で作業が把握できたことで、投資の検討が安心して進められると喜んでおられました。なお、秋冬ではブロッコリーや白菜を作付けされています。

今後、これまで使用していなかった品目・作型での生分解マルチを展張することが、高温や雑草の対策として活用できる可能性もあります。他品目での設備活用や品目の集約、人材確保(人件費)などの経営的な観点もふまえ、検討をされる必要があると感じました。