2025.09.18
水稲におけるBS資材実証結果について(イールダーワン・Fever)
まだ、残暑が続いていますが、週末から週明けにかけての台風の通過後はようやく気温も下がる見通しです。本日は、水稲向けのバイオスティミュラント資材の実証の報告を致します。

①実証概要について
品種 : みずかかみ
移植日 : 4月29日、30日
散布日 : 7月12日(穂ばらみ期)
散布方法 : ドローン
散布製品 : イールダーワン(三井物産アグロビジネス)+Fever(大興貿易)
散布量 : イールダーワン 200ml + Fever 100ml/10a
稲刈り : 9月初旬

②実証結果について

圃場 | 実証区 | 慣行区 |
面積(a) | 29.9 | 398.8 |
収量(kg) | 1,674 | 20,448 |
反収(kg) | 559.9 | 512.7 |
俵数(袋) | 9.3 | 8.5 |
- 慣行区と比較して、47.2kg/10a(9.2%)の増収となった。
- 30aあたりの資材費は約6,500円、散布費用(外注)が約4,500円、10aあたり約3,700円の費用が新たに発生した。
- 本年は概算金も高く推移しており収益向上に大きく貢献したが、米価が多少、低下しても十分に収支見合うと試算できる。
③その他
収穫前に株を抜きとり調査を進めており、結果は改めて、報告いたします。
参考 : イールダーワンの商品ページ(タキイ農業資材オンライン / メーカーWebページ)
Feverの商品ページ(タキイ農業資材オンライン / メーカーWebページ)